実は、歯を失う原因の多くを占めるのが、「歯周病」です。
歯科医院に来院されるきっかけとしては「むし歯による痛み」が多いですが、ほとんどの患者さんは「歯周病」になっていることも多いです。
「歯周病」は歯周病菌という菌による感染症で日本では30歳以上の約8割が歯周病になっていると言われ「35歳以上の約70%が、むし歯ではなく、歯周病が原因で歯を失っている」と報告されています。50歳代を境に急速に自分の歯が失われていることがわかっています。
「歯周病治療」なくして歯科治療の成功はないです。
それは、どんな高いかぶせ物や詰め物を「歯」にしても歯周病でその「歯」を支えている「歯周組織」が駄目になってしまっては治療した意味がなくなってしまうからです。